昨今、医療の場では様々な事故が起きています。病気を治しに病院に行き、その際の医療ミスで死に至るなど、本末転倒であり非常におかしな話です。そんな恐ろしい医療ミス、大きな手術とは無縁だからと気にかけないことのないようにしましょう。

手術を行なう医師たちの写真

関節痛や腰痛に使われるセレコックスの紹介

セレコックスは、炎症反応に関わるCOX-2 を阻害する事により、炎症や痛みを和らげる効果のある、非ステロイド性抗炎症薬です。セレコックスの鎮痛効果はその持続性にあります。
そのため、長時間の鎮痛作用が必要な関節痛や腰痛などに主に使用されます。セレコックスは痛みを抑えるときに胃腸障害が少ないとされています。ただし、まれにですが胃潰瘍や十二指腸潰瘍など消化器粘膜が損傷してしまう危険がある場合があります。
一般的な鎮痛薬の投与間隔は約3~4時間ほどですが、セレコックスは約6時間以上とされています。
そのため持続作用が長いので投与間隔が少なく済みます。1日2回の投薬で済むので、夜中に薬の効果が切れて痛みだす事が少なく睡眠が妨げられないという利点があります。
ただし、効果の出始める時間は少し遅めです。即効性はありません。服用から1時間ほどで、ジワジワと効果が出始め長時間痛みを緩和する効果があります。
主に関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、腱・腱鞘炎の痛みの緩和や、術後の疼痛、抜歯後の疼痛緩和などに使われます。
慢性関節リウマチへの改善率は26.4%程度、変形性関節症への改善率は69.9%腰痛症への改善率は65.1%、肩関節周囲炎への改善率は64.9%、頸肩腕症候群への改善率は70.0%、腱・腱鞘炎への改善率は67.1%と報告されています。
ただし非ステロイド性抗炎症薬は、あくまでも痛みや炎症を緩和するものなので、関節破壊の進行を止めることはできません。また、炎症や腫れといった症状が治れば使用を中止する必要があります。
関節痛などの痛みの原因になっている病気そのものを治療する薬ではありません。
また、アスピリン喘息のある人は医師の適切な判断が必要です。アナフィラキシーショックも稀にですが起こる事があります。また、飲み合わせにも注意が必要です。受診の際には服用している薬をきちんと報告する事がとても大事です。
様々な痛みに鎮痛効果が高く胃腸障害も少ないセレコックスですが、薬価はセレコックス100で1錠辺り68.5円、200で1錠辺り105.7円となっています。
セレコックスは様々な鎮痛薬の欠点を改善した新しいタイプの薬なので比較的薬価が高めなのです。関節リウマチなどは、初期の痛みのコントロールが大切と言われていますが人それぞれで鎮痛効果が異なるので医師と相談の上、自分に合った鎮痛薬を処方してもらう事が大切です。