医療ミスの世界

昨今、医療の場では様々な事故が起きています。病気を治しに病院に行き、その際の医療ミスで死に至るなど、本末転倒であり非常におかしな話です。そんな恐ろしい医療ミス、大きな手術とは無縁だからと気にかけないことのないようにしましょう。

手術を行なう医師たちの写真

最近の医療ミスによる事故

昨年から新聞等で大きな話題になっている腹腔内手術です。某国立大学と、某がんセンター病院で発覚しており、今までに10名以上の患者さんが亡くなっています。経験は長いけど、自分の技術を過信しすぎた結果がこのような参事を招き、国内では死亡例がもっとも多い医療事故として挙げられました。現在でも調査中です。この手術は高度な技術ですので、どのように未然に防ぐかは、各医療機関で問われます。
2000年に入ってからの事故としては、手術をする際、別の患者さんと知らずにおこなったことです。これも某国立大学での話しです。看護師や麻酔科医、執刀医らが名前と顔の一致確認をしていなかったのが原因です。たまたま苗字が同じで同時刻に別の患者さんは別の手術室にいたのです。まさか別の患者さんが手術室にいるということは想定していなかったようです。この医療事故を機に、顔と名前が一致するようにしっかり確認作業をする取組みが徹底されるようになりました。
抗がん剤の多量投与による死亡事故が年に1回ほどあります。1回1mL投与するべきところを間違って1回10mLといった10倍量を投与したことで死亡事故が発生しています。これは看護師が指示書を誤まって読んだ事例です。抗がん剤ですので、量を少しでも多くしてしまうと、心不全に陥りやすいためひじょうに危険です。これを機に、抗がん剤を専門に扱う、がん専門薬剤師という制度が導入されました。
医療事故がなぜ起こったのか。その原因をさぐることで教訓にし、次に生かしていかなければなりません。
医療機関側の信頼性や技術は必要ですが、もっと大切なことは安心安全な医療なのです。医学の進歩はすさまじいものがあります。医療人一人ひとりが勉強をし、人間性を常に磨いていなければなりません。
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